RingoWire

App Store外部購入の手数料案、文書提出で対立

App Storeの外部リンク経由で購入を扱う企業に関係する争いです。5〜15%の手数料案は確定しておらず、AppleとEpic Gamesが根拠文書の提出をめぐり対立しています。

公開

AppleとEpic Gamesの訴訟で、App Storeの外部リンク経由の購入に課す手数料案の根拠文書を、Appleがどこまで提出したかが争点になっています。Epic Gamesは、Appleが証拠開示の要求に応じず、訴訟を人為的に遅らせていると主張しています。Appleはこれに反論し、当初の文書提出義務は果たしたとしています。

Appleは2026年8月、外部リンク経由の購入に5〜15%の手数料を課す新案を提示しました。2024年に導入した27%を下回りますが、下級裁判所では、そもそもAppleがこうした購入に手数料を課せるか、またその額を審理しています。外部リンク経由で購入を扱う企業にとって費用に関わる論点ですが、5〜15%は確定した条件ではありません。両社は差止命令の趣旨に反したとしてAppleが違反に問われるかをめぐる最高裁判所の判断も待っており、Appleが求めた下級裁判所の手続き停止は認められていません。

Epic Gamesは、提出期限からほぼ2か月が過ぎても文書がほとんど提出されていないとして、遅くとも2026年11月1日までの提出完了を裁判所に求めました。一方、Appleは、Epic Gamesによる追加請求と27人を対象とする広範な検索要求が遅延の原因だと説明し、2026年11月25日までに提出をおおむね完了する見込みとしています。文書の範囲についても、Epic Gamesは米国外の市場での別の手数料案の検討資料などが関係すると主張していますが、Appleは新案の検討が限定的で、外部専門家の分析に大きく依拠したと説明しています。

出典

#App Store#訴訟

誤りを見つけたら訂正の窓口からお知らせください。