正式版
Cirrus 1.17、MacのiCloud Drive診断を改善
iCloud Driveを使うMacの問題を調査する情シス向けに、無料のCirrus 1.17が公開されました。ログ表示が改善され、対応OSやピン留めの検出条件には注意が必要です。
公開
iCloud Driveの問題を調査・診断する無料ユーティリティのCirrusで、バージョン1.17が公開されました。iCloud Driveに関係するログだけを抜き出すログブラウザーが改善されており、業務用Macで同期などの問題を調べる際に役立つ更新です。
ログの抜粋は、開始時刻または終了時刻を基準とする相対時間で範囲を指定する方式に変わりました。ブラウザー画面ではiCloud Drive内のフォルダーやファイルの詳細、ピン留めされたファイルを確認できます。テストファイルをiCloud Driveへアップロードする機能も備え、ヘルプブックは全面的に書き直されました。
一方、今回の更新ではFileメニューが削除されました。以前のバージョンではiCloud Drive内のファイルを開けましたが、File Provider APIの制約によりダウンロードやダウンロード済みファイルの削除はできず、リソースが停止した状態になる問題を起こすこともありました。利用する利点がなくなったことが、削除の理由です。
情シス向けのポイント
- バージョン1.17の対象はmacOS Sonoma以降で、macOS 27 Golden Gateも含まれます。macOS Big Sur、Monterey、VenturaにはCirrus 1.16が対応しており、古いmacOSでは1.17に更新しないよう案内されています。
- ピン留めファイルのクローラーでは、対象ファイルの情報、合計数、合計サイズを確認できます。ただし、検出するのは個別にピン留めしたファイルの拡張属性で、ピン留めされたフォルダー内のファイルは認識しないため、現時点ではファイルを個別にピン留めする方法が推奨されています。
出典
#macOS#iCloud Drive#トラブルシューティング
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